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2020備忘録~初の皮膚移植

長文です。誰も読まないであろうと見込んで書いています(笑)。本当に備忘録。
グロテスクな写真があるので閲覧注意


新型コロナウイルス、COVID19で世界中の流通や経済が麻痺し、
2021年になってもなお第3波や変異種により感染の恐れを強いられている私たち。
誰がこんなことになろうと考えていただろうか。
(いや、偉大な人は次は感染症の脅威にさらされると予言していたようだけれど)。

世界中で多くの人が亡くなったスペイン風邪に匹敵、いやそれ以上に影響のあるウイルスは
きっと自然界を侵し続けてきた人間社会が生み出した、魔のウイルスなんだろう。

東京も3月末に緊急事態宣言が発令されて、行動が規制されたり、大半の飲食店が休業せざるを得ない状況になったりした。
私が働いている会社も3月半ばにマリンダイビングフェア2020の延期が決まり、下旬からは外出自粛要請に応じてテレワークが始まった。
が、私の場合、歩いている時間のほうが長く、朝、電車を利用する時間帯は普段から1時間遅らせているため、そんなに混雑しておらず、
乗っている時間も15分と短いため、出社したほうが効率が良いのでずっと出社していたのだが。
(仕事が終わらず終電頃になってしまうと、とても混んでいて、さらに新宿辺りからはコロナをものともしない酔っ払いたちが多くて、恐怖を覚えたものだ)。

5月25日、緊急事態宣言が解除され、会社も6月から通常出勤に。
さらに、他県への移動も6月18日にOKとなった。
もちろんマスクをして、ソーシャルディスタンスをとりながら、ということでちょうど海外旅行がメインだった旅行会社のスタッフから
お声がけをいただいて神子元島ツアーに出かけたりもした(丸々参加できなかったので、行きは電車、帰りは車で、車も余裕のディスタンスだった)。

そして6月29日、久しぶりに会いたい人と3人(少人数)で飲み会を開催。
シャンパン飲み放題ということで、結構飲んでしまい、
帰り際、お姉様が階段で落ちていく。それを止めようとしたけれど、止められず、私も引きずられて階段を10段もなかったと思うけれど、落ちた。とにかくお姉様の頭を守ることだけに必死だったが、最後にコンと踊り場で頭を打たせてしまった。力及ばず、すみません。

ま、それでお姉様の意識がなくなり、救急車を呼んでもらって病院へ。私は初めて救急車に乗って付き添ったのだが、
救急隊員に「脚、ケガしてますよ」と言われたのでよく見ると、膝とすねに切り傷、そしてすねが青タンになっていた。

痛みはなくはないが、これぐらいなら大丈夫だろうと考え、「大丈夫です」と答えておいた。

処置が終わる頃にはお姉様の意識も戻り、ご家族の方が迎えに来てくれ、駅まで送ってもらって別れた。
そこから電車に乗って帰る際に、流血していた私の脚を気味悪そうに見ている若いカップルもいたけれど、
家に帰って消毒すれば大丈夫だろうと思っていた。

DSC_0162当日0629
当日の夜。よく見ると、青タンではなく、既に赤みが。。。

実際、家に帰って消毒して、ばんそこうを貼ったり、シップしたりした。

それから1週間ぐらいして、すねの青タンが治らないどころか赤みを増して黒っぽくなってきた。痛みもある。
会社近くの「外科」と表示されている病院に行ったら、そこは「胃腸外科」だったらしく
受付の方に「整形外科ですね、それは」と言われ、一駅先の整形外科へ。
痛み止めと湿布を出しておきます、とほぼ処置はなく・・・
薬が切れたけれど、青タンはもう真っ黒になってしまったため、これは整形じゃなくて
形成外科に行ったほうがいいなと、会社近辺を探すと、歩いて5分ぐらいの場所にクリニックがあった。
7月15日、形成外科のクリニックへ行き、患部を見た瞬間、その若いお医者さんは言った。
「今、手術しましょう」
ん? 手術?? よく聞くと、皮膚がもう黒くなって死んでしまいつつあるので、その部分を切り取ること、
中にたまっている血液を掻把すること、を1時間もかからない短時間でやってくれるとのこと。

DSC_0242いきなり手術0715
えぐくてすみません。血まみれだけど、初めて自分の「真皮」を見た。少なくとも5mmぐらいは深掘りされてる

DSC_0246.jpg
プロテクターを入れたみたいに包帯を巻いてくれた

1週間後。7月22日。
DSC_0273_1週間後0722
周りの皮膚が少しだけ延びてきた? のか??

2週間後の7月29日。
DSC_0287_2週間後0729
周りの皮膚が延びてきた!

この間、ほぼ毎日、消毒のためにクリニックに通っていたのだが、
どうもこの穴が新しい皮膚で埋まっていくことを待つのではなく、足首辺りの余っている皮膚を切ってい移植するのだという。
移植?
まあ、余っている皮膚(脂身の肉ごと持って行ってほしい)はたくさんあるので(お腹あたりに特に)、そちらから持って行ってほしかったのだが、足首だという。最初、同じ足でと考えていたようだが、右足は車の運転に響きそうなので、左足首にしてもらうことに。

7月31日、手術当日。
DSC_0290手術前0731
手術前の状態。

手術は1時間、もしかしたら2時間ぐらいかかるということだった。
左足首の余っている皮膚はここから取った。
DSC_0291ここから皮膚移植
直径約5cm

移植されたほうの足は、あっという間に包帯を巻かれていたので見られず。

3日後の8月3日。
DSC_0329_3日後0803

DSC_0330移植手術後患部3日目
えぐい。でもこれ、ガーゼを当てているだけなので・・・

移植手術から1週間後の8月6日、抜糸。
DSC_0336_6日後糸歯
なんとなく、抜糸のタイミング、早すぎたような・・・血がにじんでいる

DSC_0338抜糸後
ガーゼを外したところ。移植した皮膚が呼吸をしようとしているのか、ブツブツ穴があいた感じになっていて・・・気持ち悪い

そういえば、手術後、先生は普通に歩くぐらいなら大丈夫。とおっしゃっていたので普通に歩いたのだが、
私、通勤時に片道30分は歩くのが普通。歩き過ぎだったのか、左足のほうの治りが遅い。
しかも、8月半ばに延期されたマリンダイビングフェアが開催され、
前日の搬入日から丸々4日間、立ちっぱなし、歩きっぱなし・・・。
右足のほうは問題はないが、左足の縫ったところが最初15mmぐらい・・・裂けた。
最終日には25㎜ぐらい裂けていた。
(忙しくて写真を撮り忘れておりました)。

この頃、執刀してくれた院長が、ダイバーであることがわかり、マリンダイビングフェアのこともご存じだったのだが、
「イベント・・・裂けるよね~(笑)」と一言。
縫い直しはせずに、自然治癒でいこうということになった。
しっかし、院長、いったい何歳なんだろう? 皮膚科(美容皮膚科)も専門なので、お肌が美しく、メイクをしているかのような美貌(男性だけど)。


で、9月14日(イベントから約4週間後)。
DSC_0646イベントで裂けてから1カ月0914
なんか傷、うんでる?

DSC_0647.jpg
右足のほうは順調。移植した皮膚がなじんできた

とはいえ、9月後半になると、1週間に1回見せに行けばいいということになり・・・
手術から2カ月後の10月1日になると……。
DSC_1246_移植手術から2か月1001
ぱっくり開いていた傷がほぼ閉じた!

DSC_1247.jpg
右足は色は違うけれど、もう完璧。

そして、たぶんこれが最後のクリニックに行った時の写真だと思うのだが、10月6日
DSC_1302_1006.jpg

DSC_1303.jpg

この後、院長に様子を見せに行こうかと思ったけれど、当日診てくださった先生がまあどちらでもいいという感じだったので
これが最後となりました。
先生方にも看護師さんにも最初の頃は本当に毎日、えぐい傷を処置してもらいまして、ありがとうございました。

DSC_1478フィブラストとゲンタシン
ちなみに、抗生物質なんだろうな、消毒液でもかなり効くという「フィブラスト」噴霧器と、塗り薬のゲンタシンをずっと使っていた
ゲンタシンは前に鼻の孔内に傷ができた時に耳鼻咽喉科でもらっていたのと同じで、
乾燥している冬の季節にはお世話になりそう(笑)

実はケガをしている時に薄々気づいていたのだが、
歩く速度が本当に遅くなっていて、毎日、予想している時間に会社に着けなかったりした。
11月になって、予定通りに到着できるようになったので、それまではやっぱり痛かったのかと、自分でびっくり。
痛み止めでロキソニンも時々処方してもらっていたんだけど……。

ということで12月18日、温泉に浸かったら……
DSC_1462温泉で1218
そういえば、湯船に浸かっていい許可が下りるまでは、でも浸かりたいので、足にビニール袋とビニールテープでぐるぐる巻きにして浸かっていたな~

ケガをして4カ月、移植手術をして3カ月の12月31日大晦日は……
DSC_1555ケガしてから4カ月

DSC_1556.jpg

ここまで復活!
やはり健康第一です。潜れない時間はコロナ禍でもあり、ちょうど潜りに行く仕事がなかったので、助かりましたが、
OKが出た瞬間に、プライベートで潜りに行きました(笑)。

2020年はダイビング中におそらく体調異変で亡くなった友人が2人もいて、かなりへこみましたが、
今まで以上に健康に気をつかって臨まないといけないなと心を引き締めています。
尊い命を犠牲にして教えてくれたお二人のご冥福をお祈り申し上げます。

健康もそうですが、ケガも同様。もう昔のような力や瞬発力はないということですね。本当にその節は力及ばずで、お姉様、ごめんなさいでした。

DSC_1543.jpg
11月初旬まで咲いていたヒマワリ。強風で倒れてしまいましたが、本当にあの寒い中、よく頑張っていたなぁ。(11月は急に寒くなって、12月、1月並みの低気温になった日もあった)
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プロフィール

ゴット姉さん

Author:ゴット姉さん
ゴット姉さんこと後藤ゆかり

スクーバダイビング、南の島の旅関連の雑誌の編集を経て
2011年よりフリーのエディター、ライター、ツアーコーディネーターに・・・
と思ったら2011年夏に古巣に呼んでいただき、
再び『マリンダイビング』副編集長に。

フリー時代の仕事も掛け持ちしながら
ダイビングの楽しさを広める仕事をしています!

2011年4月に
『スクーバダイビング読ん得ガイド』を上梓。
2012年4月に
『パラオ楽園ガイド』を制作・発売。
(いずれも水中造形センターより発行)

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