桜の季節にまた素敵な方が散る・・・

30日、私宛にめったに電話をくださることのない方から電話が入った。
朝からバタバタしていて、何度か電話をいただいたのに
お話ができたのが昼過ぎ。

「お久しぶりです!」と電話に出ると、
絶対に元気なはずの相手の声が、相変わらずハキハキしてはいるものの暗い。

「元マンボウにいらした小林さんが昨日、亡くなったという連絡をもらったんですよ」

小林さんが!?

その方は若い頃、マンボウにいらして、小林さんは先輩というよりは
師匠のような存在だった。

その方のお気持ちを察するだけでも悲しくなるが、
小林さんは、私が新人で初めて大瀬崎に取材に行った時からの憧れの人。
大人なんだけど、わんぱく坊主みたいで、見ているだけで面白い。

大瀬崎にはよくプライベートでも潜りに行っていて(っていうほどでもないか・・・)
「マンボウが出た!」というときに
マンボウを見せてくださったのも小林さんだった。

大瀬崎とは思えないほど透明度がスコーーーンと抜けていて、
天気も良かった日には、
小林さんが興奮しちゃってて
「もう今日はタヒチアンブルーみたいだよ!」
と言ってはノリノリでガイドしていただいた。

いつだったか、ガイドを辞めて(それもかなりショックだったのだが)、
どうしているんだろうな~と思っていたら
2010年、石垣島で偶然バッタリ。
コンプレッサーのメンテナンス業に転じたのだといって、沖縄に住んでいらした。
それが私にとっては最後にお会いした小林さんだった。

会社にある『マリンダイビング』をパラパラと見ると、
小林さんはあちこちにいらした。
1987だと思う

1998ぐらい

1997ぐらい

2010年にお会いしたときにこれは写真、撮らなくちゃ!と撮ったのがこちら。
2010年の小林さん

いつも素敵な笑顔で、グサッと来るようなことを言われなくっていた私ではあるが、
それもいい思い出だ。

さくら
また桜の季節に一人、素敵な方が逝ってしまった。

電話で話しながら、涙が止まらなくなった。
小林忠弘さん。年齢は忘れちゃったし、聞かなかったのだが、
まだ60歳にはならない、50代だったはず。
大動脈解離ということで、その日もミーティングをして、夜おうちで具合が悪くなり
そのまま病院に運ばれて亡くなってしまったと伺う。
ちょっとちょっと~、いつも気は早かったけど、それは早すぎるよ。
森高千里さんみたいにきれいな奥様も悲しむよりも驚きのほうが大きすぎて、まだ実感がわいていないんじゃないだろうか。
私もショックは大きいけれど、どこかでまたバッタリお会いできるんじゃないかという気持ちが消えない。

その日の夜は一人、献杯させていただいたけど、
飲みすぎた。哀しい。😢
昨日、沖縄のご自宅の近くで荼毘に服されたとのこと。
今日、後藤のおうちのお墓参りをしつつ、うちとは全く関係ないけど祈ってまいりました。
天国で安らかにお眠りください。
あ、大好きな海で潜りまくってるかなぁ。
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プロフィール

ゴット姉さん

Author:ゴット姉さん
ゴット姉さんこと後藤ゆかり

スクーバダイビング、南の島の旅関連の雑誌の編集を経て
2011年よりフリーのエディター、ライター、ツアーコーディネーターに・・・
と思ったら2011年夏に古巣に呼んでいただき、
再び『マリンダイビング』副編集長に。

フリー時代の仕事も掛け持ちしながら
ダイビングの楽しさを広める仕事をしています!

2011年4月に
『スクーバダイビング読ん得ガイド』を上梓。
2012年4月に
『パラオ楽園ガイド』を制作・発売。
(いずれも水中造形センターより発行)

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